公園の閉鎖理由

子供の声がうるさい、という理由の報道はミスリーディングを含む気がします。

まず、時間の問題から。
小さい子供の声がうるさい、つまり小学生低学年くらいまでなら、昼過ぎから、夕方5時くらいまでのはずだからです。

4,5時間なら、受忍限度ギリギリかもしれません。

問題は、夜になってから集まるゴキブリタイプです。
高学年や中学生がスケボーでガチャガチャやっているときの騒音は、工事現場よりも大きいかもしれません。

また、ゴキブリタイプはスマホによる通話も多いです。若いのに耳が遠いのか、大声で話すので、夜間は許容されにくいかもしれません。

で、お役所はこの手の問題を意図的にジュッパヒトカラゲにします。
高校生と成人が入り乱れて、電子タバコをすいながら、缶チューハイで乾杯しつつ、スマホのスピーカーホンで大声で通話してうるさい事象が「子供の声がうるさい」に集計されているかもしれないということです。
本来は少年課ではなく、半グレの対応をすべき事象でも、押し付け合いです。対処したとしてもモグラ叩き対応で、成果がでにくいからですね。
補導しても、学校に泣きつかれてもみ消されるので、タダ働きになってしまうからかもしれません。

そんな半グレ予備軍の溜まり場になっている公園は、閉鎖した方が地域社会にとってはプラスの場合もあるかもしれません。役所が楽したいという理由もある程度許容するべきなのかもしれません。

したがって、「子供の声がうるさいだけで、、、」という説明のミスリードには気をつけたいものです。

蛇足ですが、いわゆるハイソな住民の子息が通う幼稚園や保育所の「上品な子供の騒ぐ声」と、そうではない「騒ぐ声」は全く違います。
これは小学校以上でも同様です。
「小さい子供が騒ぐのは仕方がない」と安易に言える人は、もしかしたら上品な子供しか見たことがないのかもしれません。

ガラが悪い、というのは目つき服装だけで決まるものではないもののように思います。