5年以内に生身のコーダーがいなくなるという刺激的な記事の案内が来ていました。
それに対する、オカンという生物の答え:
そのあと何の仕事するのん?
今から5年やったらまだ年金貰われへんやんか。
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仕事がなくなったらどうしよう、と言っている人は、ごみための学生バイトの頃でもいました。
日本社会のセーフティネットと言われるガードマンの仕事でもそういう学生はいました。
ただ、それを聞いていた社会人のオサーン連中(副業としてガードマン)は、黙ってタバコを吸うだけでした。
今思えば、「この仕事がなくなったら、別の仕事を探すだけのこと。」と背中で語っていた気がしなないでもないです。
ごみためにもリーマンの新入社員時代がありましたが、「この、仕事がなくなったら〜」という話は、こう理解していました。
『いまのこの楽勝な好条件の仕事がなくなったら、次は条件がすこし悪い仕事になってしまう。それは嫌だな。』
それが心底意外でした。どの仕事も、リーマンの仕事はぬるま湯ばかりで、誰でもできる仕事ばかりです。
実務は簡単なのに、謎の社内調整とか前例主義の塊によって、通りすがりの中途採用者が仕事をやりにくくしてあるだけのことで。
長く勤めている=相対的に学歴が低い社員に対して、ちょっとしたインセンティブが効くようにしてあるだけのことで。
一方、報酬は「なくなったら困る」とは程遠いと感じていました。
いずれにしても、仕事がなくなったら次の仕事を探す、それだけのことです。
「なくなったらどうしよう」という人は、「今の仕事は楽勝で、自分の能力と経験から言って、こんなに好条件他にない」と自白しているの同じだということに注意した方が良い気がします。
あえて言うとすれば、「ちみらの合計アウトプットが不足しているからリストラが発生するんやで。」です。
希望退職の応募者が殺到する時、居残り組はそれを見抜かれているという自覚が欲しいですよね。