新興住宅街で見かける、「ご近所さんに声をかけて焼肉BBQ大会」もカツアゲです。
あからさまな場合、主催者一家だけお金を出さずに、近所の家5件くらいから食費を集める手口が多いです。
いうことに「うちはBBQの道具を出している」「クルマで食材の買い出しに行ってガソリン代がかかっている」
問題はそこではありません。
買った食材のレシートは?おつりは?
会社の飲み会が敬遠される理由は、割り勘定でカツアゲされるのがいやだからです。飲みにケーションがいやなだけではありません。
さらに言えば、カツアゲする側に回りたくないから、遠慮して飲み食いすることになるのが嫌なだけです。
昔アベシ(仮名)とかいうクソ会社で見かけた風景ですが、新入社員グループが、「協力会社を含めたプロジェクト全員」から飲み会の会費を集めて、浮いたお金を先輩社員の指導の下、ネコババ&分配していました。胸糞わるいとはこのことです。きっと今でもやっているでしょう。
酒は飲み放題、料理は人数ごとに小分けになっている店がギリギリの線ですが、どう考えても払った金と見合わない料理の量です。それは店がボルタック商会だからですね。
ほんとうに新入社員や部下と飲みにケーションしたいなら、会社持ちでランチミーティングや、立食パーティを開けば良いだけのことです。顧客も呼べば経費でおちるでしょう。
年功序列で自分よりも相対的に収入が低いと明らかなヤングな連中から数千円カツアゲして、「飲みにケーションしたい」とかほざく連中は、頭が悪いを超えて「何か沸いている」としか言いようがないでしょう。
バーカウンターではドリンク1杯ごとに支払うのが当然だと思います。自分が飲み食いするものは自分で払います。他人におごるのも自分で払います。
ワリカンはいいよね~って圧を掛けてくる人は、ふくよかな体型か、胃が膨満可能なタイプだと自覚した方が良いかもしれません。
もうお気づきだと思いますが、求められているのはテーブル決済ではありません。
タブレットやスマホで注文し、ドリンクや料理を受け取ったら即決済のシステムです。
そんな頭の悪そうなシステムを導入する店があるのか?というあなたがもしオーサカンなら梅田(バイデン)のグランフロントの上階へ上がってみてください。1品ずつ決済できる注文端末が数十台稼働しています。(ここは席取して勝手にパーティしたり、ドリンク1杯でカードゲームをする困った連中がわいているので、席にチャージがかかる日も近そうですが。)
その際、一人ひとりべつべつに注文、決済ができなければ落ち着いて食事ができません。
それができない理由を並べているから、外食決済のパイはどんどんしぼんでいくのです。
ちなみに、1品ごとに決済しなくても、テーブルの一人ひとりが別会計なら問題ありません。
別会計が困るのはレジが混むのと対応に手を取られるからですが、テーブルで決済できるなら別会計を断る理由はほとんどありません。