セニアカーに学ばないダイハツ

今回のバンパークでは、パーソナルモビリティをダイハツが提供しています。

太っ腹なことに無料です。

問題点がいろいろあります。

  • 台数が少ない
  • 背もたれが低すぎる
  • 貸し出しに時間がかかる
  • 鍵の抜き方に癖がある

テストラン時の150台では不足です。一般向け貸し出しが足りなくなっていました。

背もたれが低いので、足腰の悪い年寄りには苦痛でしかありません。

丸一日歩けないから借りているのに、半日座るのが辛い乗り物は役に立ちません。

貸し出しに時間がかかりすぎです。

鶴見緑地公園で行われているトヨタ教団の貸し出しと同じくらい手続きに時間がかかります。乗り逃げリスクがほぼゼロなので、要らないです。

例えば昨年の浜松でおこなわれた花の博覧会で貸し出されたセニアカーは、同意書へのサインと「これだけは注意してください」だけでした。もしかしたら充電が間に合わないのかもしれません。電池パック交換のはずですが。

バンパーク内にはモビリティ置き場が点在しています。これは高評価です。要所要所にあるので、「パビリオンは歩いて回らなあかんのかい」とはなりません。しかしながら鍵が抜けません。

「電池パック解放-停止-運転」という3ポジションになっているのが原因です。

抜けるのは真ん中の「停止」だけですが、そんなものは昔の乗用車のIGN-ONを知らない世代には通じません。そもそも右に回して停止って、相当センスがおかしい気がします。ここは記憶違いでした。写真がありました。

「左に回して抜く」だと、電池パック解放まで回してしまって、「ヌケナイ・ヌケナイ」となります。

今回、パーキングに停める運用が前提なので、この鍵問題は運営側の負担となるでしょう。(問い合わせが来まくる)

もう少しパンピーによるモニターを増やした方が良いと思います。え?一般販売している?まさか、正気ですか・・・

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あとこれは微妙な話ですが、腰がつらそうなベテランの人が貸し出しに駆り出されていたのが気になりました。貸し出し前の説明をしておられましたが、ごみため的には「ワシより腰悪そうやん」でした。

工場などから駆り出されたのならまぁ良い(自分が組み立てた車両を自分で貸し出すのは素晴らしい体験)ですが、現場派遣の5次請けとかだと今後問題になるのでもうちょっと適材適所にするべきだと思います。

***余録菩薩

パクソナのパビリオンでは、大塚明夫ヴォイスをたっぷり30分以上浴び続けることができます。入ればわかります(画面は茶風林でスマヌ)