え?チンカワブーム?
いま巷で「チンカワ」なるものが空前の大ブームになっているそうですね。
スーパーのお菓子売り場から100円ショップ、果ては阪急電車までジャックしていると小耳に挟みました。
苦節15年。ついに時代がごみために追いついたかと思いましたよ。
こちらの続きです。
ウイークリーFYI:オトンのチンカワ(防振ゴムブッシュ) – ごみため(ー日ー膳!)マイナス
・・・え?なんですって?
「チンカワ」じゃなくて「ちいかわ」?
「なんか小さくてかわいいやつ」の略?
※「なんか小さくて皮がビョーンと伸びるやつ」ではなかった模様です。
老人の聞き間違いほど恥ずかしいものはありませんね。謹んでお詫び申し上げます。
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せっかく15年前のエンツリを掘り返したので、当時の「おとんのチンカワ(PCケースFAN用の防振ゴムブッシュ)」がその後どうなったかをご報告しておきます。
2011年の春、ごみためは以下のように書いておりました。
数mmしかない穴につかうブッシュで、しかもチョ~狭い場所で取り付けないといけません。コツは
「力いっぱい引っ張る」
これしかありません。
ビョーン
あの頃は若かった(?)ので、「ぷにゅん」「ビョーン」と引っ張りまわして喜んでいたわけです。
では、あれから15年経過した防振ゴムブッシュはどうなるでしょうか?
答えは簡単です。
引っ張るまでもなく、加水分解と経年劣化で勝手に千切れて落ちています。
- 取り付け時:ぷにゅん、ビョーン
- 15年後:カチカチ、ポロッ(あるいは加水分解でネチョネチョ)
PCケースの底に見覚えのない黒いゴムの切れ端が転がっていて、「なんやこれ、Gのフンか?」と思ってつまみ上げたら、かつて「おとんのチンカワ」と名付けた防振ブッシュのなれのはてだったときの侘しさたるや。
そもそも2011年当時に「おとんのチンカワ」と呼んでノスタルジーに浸っていたごみため自身が、15年の歳月を経て「おじいのチンカワ」世代へと順調にシフトしている事実に気づいてしまいました。
ゴムもインゲンも、加齢とともにエラストマーとしての弾性限界が下がり、脆性破壊に至るわけです。物理法則には逆らえません。
さらに言えば、元エンツリの最後に
HDDにも使いたいですねぇ。
などと呑気なことを書いていましたが、いまやPCの中から回転する円盤(HDD)そのものが絶滅寸前です。
M.2のSSDに防振ゴムブッシュを取り付ける阿呆はいません。水冷クーラーのポンプかケースファンくらいしか生き残る場所がないのです。
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せっかく便乗したので、本家の「ちいかわ」についても少しだけ触れておきます。
パンピーの皆さんが「かわいい〜」「癒やされる〜」と行列を作っているのでどんなお花畑の世界かと思いきや、設定を聞きかじるとあれは過酷な日雇い労働と業務請負のゲンバそのものですね。
- 毎日「草むしり」や「討伐」という危険な肉体労働で日銭を稼ぐ
- 報酬単価を上げるために「草むしり検定5級」「3級」という資格試験を受けさせられる
- 現場を取り仕切る「鎧さん」という中間管理職がいる
ちょっと待ってください。
これ、どこぞのIT業界や建設業界の多重下請け構造で見た風景とそっくりじゃないですか?
「クラウドのベンダー資格を取ったら単価を月5000円上げたろ」と言われて自腹で受験料を払わされるSESの若者や、安全講習もそこそこに危険なゲンバへ送り込まれる技能実習生と何が違うんです?
草むしり検定の受験料とテキスト代で、元締めがちゃっかり儲けるスキームになっていませんか?
「なんか小さくてかわいいやつ」ではなく、「なんか中抜きされてすり潰されてるやつ」にしか見えないのは、ごみための心が汚れているからでしょうか。
労働の対価でチャルメラ(郎)をすすり、ストロング系の酒で憂さを晴らすくりまんじゅう先輩の姿は、南津守のガード下で中華そばをすすっているオッサンそのものです。
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というわけで、ちいかわブームに便乗してPVを稼ごうという浅ましい試みでした。
ちなみに、劣化したケースファンの「おとんのチンカワ」を交換する気力はもう残っていないので、いまは普通のテーパーネジで鉄板にガリガリっと直留めしています。
防振なんか都市伝説です。剛結合こそ正義。いじょ。
ツイッキー:
2011年のエンツリで「<アマゾンのリンクの残骸>」になっていたアイネックスの防振ゴムブッシュ(MA-023A)、念のため尼損で検索してみたら今もまったく同じ型番で普通に売られていました。
AINEX ファン固定用 防振ゴムブッシュ MA-023A
15年間モデルチェンジなしで生き残るPCパーツって、実はちいかわより凄いんじゃないですかね?知らんけど。