タグチメソッド宗家の本を読んでいます。だいぶん前に購入したものの途中で読むのをあきらめていた本です。
その時読むのをやめた時に感じたのと同じ印象がよみがえってきました。
この本は,タグチ氏自筆じゃないですね。口述筆記してあるような気がします。あるいは,英語で書いたものを日本語に翻訳しているのかも。
特にQ&Aは議事録を書き起こした雰囲気ですね。英語→日本語ぽい部分は冒頭部分に強く感じられます。査読みたいなことを各方面に依頼して回ったのでしょうか。
で,別に口述筆記でも英日翻訳でも構わないのですが,どうやら最終的な仕上げをしている人は,中身を半分くらいしか理解していないだろうなぁ,という印象を受けているのです。
最初のうちの稿では理解した上で書いていたのでしょうが,タグチ氏のチェックが入って,がやがや修正の指示を受けているうちにあきらめちゃった,みたいな気がするのです。あきらめちゃった結果の代表がQ&Aみたいな。
気がする気がする。これは勝手な推測です。まったくどうにもすみません。
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(2006.02.27追記)
「まえがき」を見ると,Q&Aは矢野宏氏とのQ&Aだそうで。勝手な推測はやっぱりアテにならんということですな。お詫びのしるしに氏の本を紹介しておきまする。
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おおっと,
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こちらは本棚に埋もれてました。読み直してみますかね。