帰省するたびに驚嘆するのが、帰省先のWindows98マシンです。
数年前のBTOマシンで、いまや内臓はほとんどオリジナルからかけはなれたものになっているのですが、OSはWindows98のまま。CPUもK6@400という非力なマシンなのですが、操作した感じはそうそう悪くないのです。
驚いたことにデスクトップ起動時にシステムリソースは65%程度の空きがあり、IEを5,6枚開いても平気なのです。しかもマルチメディアなページを閲覧してからIEを閉じるとちゃんと65%に戻ります。
職場などでころがっているWin98マシンの生き残りたちは、立ち上げたとたんにシステムリソースが30%を切り、アプリケーションを立ち上げて閉じるたびに減っていくのです。そして、システムリソースの空きとの因果関係は良くわからないのですが、しょっちゅうフリーズします。シャットダウンもうまくいかないマシンが多いです。このマシンはMSNメッセンジャを使おうが、IEをパカパカ開こうが、RealOnePlayerを起動しようが普通に動きます。まれにビデオカードのドライバの調子が悪いのか、システム例外で真っ青な画面が出ますが、かなりの確率でデスクトップに復旧できます。
このマシンに、15連装のCDチェンジャ(ケンウッド製・5年以上前の製品)の光出力を、手軽に使える USB接続オーディオインターフェイスでぶちこみ、♪超録 – HDD長時間録音機 で超巨大wavew作成し、Lame Ivy Frontend Encoder ver.2.86でMP3に変換するようにセッティングさせられました。依頼主は、最近カーオーディオを一新したため、そちらがMP3対応なので、MP3に変換したかったようです。
CPUが非力なマシンというのはこういうところでボロが出ます。wave->MP3変換がオンタイムでできないのですね。
これは数十GBのHDDの空きエリアによってなんとかなる問題ではあります。
依頼主の要求仕様
・曲の切れ目は自動的に切ってくれないと困る(ポータブルMDでさえ実現できているのだから・・・)
・音質やファイル名は適当でかまわない(MDに落とすときも適当だから)
発生した問題点
♪超録 – HDD長時間録音機 は、内蔵サウンドカードとUSBサウンドの両立に対応していないのか、「デバイス」設定でこけます。音量調節は不要なので、録音動作に問題はありません。
winampも5で軽くなったといっても、非力なマシンではだめぽいです。
winamp2?のころなら、P-133マシンでもホイホイ再生できたのですが。