中小企業は雇用のリスクを取れ

銀行には貸し倒れのリスクを求めながら、自らはノーリスクで商売しようという考えが気に入らない。

銀行の貸し渋りだ何だと言い訳しながら、自分は正社員の首を切りまくり、パートタイマーやアルバイト、果ては偽装請負にまで手を出して、雇用のリスクを一切回避している。

人を雇うというのはもちろんリスクの高い行為です。そんなのあったりまえです。リスクを取らずにリターンを得る方法なんてのは無いのです。

金貸しですら、貸し倒れのリスクは一応負うわけです。

ところが中小企業の社長は、知り合いのお人よしのサラリーマンを連帯保証人に仕立て上げ、自分の財産は身内にうまく譲渡して、ドロンしたりするわけです。もちろんみんながみんなそんな無責任シャチョーではないわけですが。

そんなことしているから中小企業の社長は尊敬されないのです。

もちろん尊敬されるために社員から搾取しているわけではなく、金儲けのためなのでご本人はどうでもいいのかもしれませんが。

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連帯保証問題研究所