昔漫画で見た管理社会の到来か。
ケータイのフィルタリングサービスが一定の成功を収めると、今度は治安対策の一環として、人の移動を制限し始めます。
例えば、現在でもまともな学校の校則では中高生は繁華街に出入り禁止となっていると思います。親同伴ならかまいません。喫茶店に中高生が出入りするのは、不純異性交遊の温床だからです^^
これを市民一般にまで広げるわけです。公安のブラックリストに載った人間は、治安レベルの高い地域に立ち入ることすら出来なくなります。
逆にまじめな市民は、ボッタクリバーのある繁華街や、ブラックリストの人間が立ち入っているような区域に立ち入れなくなります。
これを機会にアミューズメント施設などは、風俗営業法の呪縛からなんとか逃れようと、日常エンターテイメントレーティング組織を立ち上げます。
通称:DERO(Daily Entertainmaint Rating Organization)
詳細はDEROのホームページを見ていただくとして、ユビキタスネットワーキングによる人間行動の監視の強化はこれからどんどんひどくなっていきます。
市民階級性の復活と表裏一体です。
治安維持レベルの低い地域は、家賃が低いですから、低所得者層が住みます。高いレベルは当然家賃も高いです。
また、導入後3年ほどで境界線に長い長い塀が建設されます。道路も料金所と検問を設置します。
市民の安全を守るためには仕方がありません。塀の外側の市民の安全はどうなるかって?そりゃ自分の身は自分で守れ、です。ただし丸腰でね。
まとまりが悪いので、何が言いたいかよくわからないと思いますが、まぁ今はそんなところです。誰でも自由に出入りできる場所で治安を維持するなどということは絵に描いた餅ですらないとみんながあきらめる日も近いということです。