数年前、探し回っていた本です。
なにやら、在庫放出されたのか、そこらじゅうで手に入ります。私はブックオフで1冊100円で買いました。上下そろってました。ついでにインターネットはからっぽの洞窟も置いてあってそれもゲッツしました。
さて、わたしのような年寄りも紅顔の美少年だったころがあって、そのころの年寄り衆に、組み込み前々世代の話を聞く機会がありました。
研究開発の現場では機械制御にPDP-11などが投入されることも当然あったようで、コンピュータよりの技術者でVMSについて熱く語ったりする人がいたりしました。
ベテランさんに中にはDECファンも相当おられたと思うのですが、ラットイヤーな業界では昔話をすると煙たがられるため、またPDP-11の話なんか通じないとあきらめている人も多いのかもしれません。
Windows NTの’WNT’のアルファベットがVMSからひとつずつずらしたものだというIBM-HAL的ネタもあるようですし。
VMSとNTカーネルによって、世代間を繋ぐネタになればと思います。
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Windows7に期待が集まる現在、NTカーネルの祖について読んでおくのもいいかなとも思います。ただし技術的な話は妙に噛み砕いて書いてあるため、微妙です。
ちなみにNTカーネル開発の端緒についての簡単な経緯だけなら「Inside Windows2000」の『HISTORCALPERSPECT』にも書いてあります。それより後の本は持ってないのでよくわかりません。こっちの写真は上の本のように怖い顔をしていないカトラーさんが写っています。