ものつくりの”神”殺し

まさに業ですな。

 

 

おのれの業をのみこまないといけませんな。

 

自動化機械に携わっていたということは、多くの職人さんの仕事を奪ったということです。

 

職人さんの中には、道を究めた人もいて、

 

   

研磨の神様

   

金型の仕上げの神様

   

板金の神様

 

と呼ばれている人々をみかけました。

 

新機種を作ったり、既存の機械をちょっと改良したからといって、神様級の職人さんの仕事を直接奪うようなことはありませんね。

 

ですが、職人たちの仕事を奪ったことは事実です。

 

 

 

あがめる者の数で神様の威光は決まります。

 

緑豊かな山にしか獣が住めないように、職人の人数が減れば、職人の神様の力も弱まります。

 

 

 

便利な機械、誰でも使える機械を作ることは

 

   

現代の神殺し

 

だったのだと思うに至りました。

 

だからどうだという話ですが。