大して内容のない記事を分割するなんて我ながらセコイわ~。
組み立てです。
まず、変換基板にビデオカードを刺します。
これをカラのPCケースのスロット部分に取り付けます。
本来はマザーボード的なものが必要なのですが、今回の場合、変換基板+ゴムシートがその役目を果たしてくれます。
ですので、邪魔なマザーボード固定用のナットは事前に取り外しておきます。
# と後から書く
ごみためまんが使っているケースは、マザーボード部分がスコーンと抜けるタイプなので、上記のようになっています。
ゴムシートのおかげで誂えたようにッピッタリ収まるのです。
次に、ケースにATX電源を取り付けて、変換基板に電源を配線します。ごみためまんが使用したカードは追加電源なしで動作するものでしたが、6ピンで外部電源が必要なカードの場合は、それらをすべて配線します。
ただ、そんなカードを3枚も使う場合、それなりの電源が必要です。
ごみためまんのばあい、70Wを3枚ですので+12Vが合計で20Aも出れば充分でしたが、160Wとかだと+12Vが30Aでも足りないので、系統を分けたり、注意が必要でしょう。
電源を配線したら、USB3.0ケーブルを接続して、空きスロットの隙間などから外へ引っ張り出します。
それからATX電源は、電源スイッチを投入しないと起動しませんので、ごみためまんのようにゼムクリップで短絡するか、以下のような製品を用いると良いでしょう。
続いてケースファンなども配線します。マザーボードがないので、基本的に電源直結です。変換ケーブルなどが必要になるかと思います。
スロットは埋まってしまうので、ドライブベイにファンコンを付けるのも一興かもしれません。
後は親PCのPCI-Eスロットに変換基板付属の小基板を取り付けてUSB3.0ケーブルの相手側を差し込むだけです。
USB3.0ケーブルがへその緒のように2台のPCケースをつなぎます。
これで一応PCI-E x16拡張ボックスが完成したわけですね。
既製品もいろいろあります。
お手軽なのはThunderbolt経由だと思います。
数十万円コースはこちら。
Xpander Desktop Elite Gen3 – 株式会社 エルザ ジャパン
PCI-E x16スロットを4本搭載
2スロットサイズのPCIeカードを最大4本搭載可能
MAGMA ExpressBox 16 Basic – 株式会社 エルザ ジャパン
PCI-E x16スロットを2本、PCI-E x8もしくはx4スロットを14本搭載
電源は850W、1700Wもしくは850Wのリダンダント構成が選択可能
(起動編へつづく)