いざというときに役に立たないバックアップ機能が世間にはあふれています。
おサンプル1:やよいのバックアップ
C:とかD:にバックアップと称してファイルをこっそり格納してくれるのはありがたいのですが、そのドライブを換装などすると、跡形もなく消えてしまいます。
幸い、最近のやよいにはやよいドライブというクラウディアさんもビックリなサービスが提供されているため、そちらにバックアップしておれば安心です。
おサンプル2:
Windowsのバックアップ
何百GBもあるマイドック、マイビデオをバックアップしようとするといつまで経っても終わりません。
アプリやアプリの設定はシステム情報としてバックアップできますが、復元に成功した経験がありません。
あれは典型的な飾りでしょう。
おサンプル3:Google+の写真バックアップ
Googleののぞき見趣味のために提供されていることは間違いありません(意見には個人差があります)が、Androidケータイでバックアップ設定しておけば、それなりにG+のフォトに写真は残っています。
もしケータイ上で「選択した写真を削除」するつもりが、うっかり「すべての写真を削除」してしまったとしても、運が悪くても2週間くらい前までの写真が残っているかもしれません。
写真が何百枚もある場合、ダウンロードにはGoogleテイクアウトを利用します。
もちろん事前に、Googleアカウントをケータイに設定しバックアップを有効に設定していなければどうにもなりません。
しかしドコモショップでケータイを契約して、店員に言われるがままに設定した人なら、その後数日以内に、バックアップしますか?攻撃を受けて「はい」を選択しているはずです。
# どこにバックアップされているかしらないまま(笑
某ごみためオカンも、うっかり500枚ほどの写真を一括削除してしまいましたが、バックアップから復元させることに成功しました。
しかし感謝のコトバはなく、
なんや、
いっぺん消した写真も出てきてるわ
…ええわ、また消すわ
昔みんなのうたで見た「コンピューターおばあちゃん」(アレンジby教授)はこんな嫌味な感じじゃなかったYO!
しかしまぁバックアップの本質的な難しさはそこにあります。
消したファイルも残すなら、
どんどんバックアップは肥大化する
復元したときに、不要なファイルも湧いてくる
たとえ「消した」という操作を記録したとしても
バックアップ領域の肥大化は避けられない