銅不足になったら、10円硬貨の材料を変更しないといけませんね。
10円玉を10円で仕入れて、故銅として売れば、1個当たり3円くらいになります。
買い取り価格例:
非鉄金属買取価格一覧 ― 銅 アルミ 等|非鉄金属買取情報サイト
620円/Kg(税抜き価格)
相場の状況:
http://ecodb.net/pcp/imf_usd_pcopp.html
1トンで$7,000
10円玉は青銅ですが、銅95%ですので、純銅といって差し支えないでしょう。
重さ4.5グラムですので、222枚で1kgになります。
つまり2220円分の10円玉が620円の価値ということですね。
これが1500円くらいまで上がると、いろいろまずいことが起こりそうな悪寒がします。
# いろんな銅製品が盗まれまくる
2000円をこえたら、世の中がざわざわするでしょう。
2500円を超えたら、だれも10円玉を10円として使わなくなるでしょう。
# 12円の価値があるものを10円として使うのはただのバカ
しかし以下の法律があるので、安易に買い取り所へ持ち込むわけにもいきませんね。
- 第1項 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。
- 第2項 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶす目的で集めてはならない。
- 第3項 第1項又は前項の規定に違反した者は、これを1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する。
リーマンショック寸前にも資源価格が高騰していろんなものが盗まれましたが、今度は本番かもしれません。
中国への密輸船のコンテナの中から、
2億円分の10円硬貨が
発見されました。
末端価格で3億円相当とのことです。
(架空のニュース)
造幣局はさっさと10円硬貨の変更準備作業をはじめるべきでしょう。
材質を変える
軽くする
はやくしないと、4.5グラムの銅の買い取り価格が10円を超えてからでは誰も新しい10円玉に交換しない恐れがあります。
"その時"までに徐々に10円硬貨が市場に出回らなくなるのです。
数年後に"その時"が来ると期待したら、10円玉は、利率の良い貯金に化けるのですから・・・
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ごみためではこれを機に補助貨幣(硬貨)の廃止および電子円の導入をすすめるべきと主張します。
富の源泉スペシャル2014初秋:日本銀行券の電子化マダー? ごみため(ー日ー膳!)
株券の電子化の何万倍も大変なのは分かっていますが、以下のスキームなら見せ掛けだけの導入は簡単だと思うんです。実際問題、銀行券だけじゃなくて補助硬貨も電子化しないと意味ないですからね~。