の続きです。
こんなときのためのLVMなのですが、マニュアル通りにやってもうまくいきません。
世にあふれるチュートリアルを翻訳しただけの記事は、いったい何なのだろうと思います。
LVMで死にかけたディスクを入れ替える手順は以下のように信じられています。
- 新しいpvを追加。vgextend
- pvmoveで古いpv上のエクステントをゼロにする
- pvremoveで古いpvをvgから外す
- 物理的にドライブを取り外す
前の記事でも書いたように、lvは/にマウントされているので、作業はレスキューディスク(死後)でおこないます。
2018年にもなってDVDを焼くのはいやだったので、USBにUbuntu2018のLiveイメージを書きこんで使いました。
どうせシェル上で作業をするので、Server版をUSBに書き込んで起動してみたのですが、なんとインストーラがいきなり起動して困りました。
というわけでデスクトップ版で起動して、2を実行しました。
するとおどろくべきことに、dmesgに続々とI/Oエラーが記録され、/配下のディレクトリがすべてread onlyになってしまいました。
シェルでtabが効かなくなるアレです。怖いですね。
無理やり何とか再起動したものの、以下の写真のような状況となりました。
全てのセクタにアクセスるたびにエラーが発生するのではなく、飛び飛びで発生しているようでした。一日放置して、2TBスキャンしたことを確認して、再びレスキューモードで起動です。
(続く)