ブラッキーマンデー(1987年)の振り返り

ドル円のレートは、120~130円。

東証一部の時価総額は、313~393兆円。

(年末325兆円)

一方NYSEの時価総額は、2兆ドル≒250兆円。

その後、日本のバブル崩壊前に東証はNYSEの倍以上の時価総額を記録するわけですが。

ブラッキーマンデーはNYSEで発生しましたが、当時は東証の方が時価総額が大きかったのです。

今は比較するのがはずかしいくらいの差を付けられてしまいました。

NYSEの方が数十倍おおきいのです。

こんなことを書いているのは、「日本発世界不況のトリガーを引いたのは日銀」などと眠いことを言ってる人を見かけたからです。

数十倍小さい市場が消えてなくなってもNYSEは動じないでしょう。影響はあるでしょうが。

もう少し数字を見て話しをした方が良い気がしました。

「うちのガッコウにはめっさ足の速いやつがおる。たぶん世界最速。」のように聞こえます。