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2006.05.22

利息下限制限法が必要

聞くところによると,サラ金の利息に制限をかけるという。

サラ金地獄というコトバが流行った頃から言われていることを今さら着手したのは最高裁判決の影響です。

遡ってクーリングオフ的にチャラになってしまうのです。すでに払っちゃった利息まで取り戻せるというのです。

なので法律を作り,移行期間のための特別な手当てを可能とし,サラ金業者に突っ込んだ銀行の金が毀損しないようにするというわけです。

決してサラ金地獄に苦しむ人々を助けるためではありません。

預金金利の下限に制限を設ける法律を作った方が消費者は助かります。銀行も必死で営業活動します。借りてもらうために利息も下げるでしょう。そうしたら借りたい人が銀行から借りやすくなります。

サラ金を潰す必要なんてないのです。公定歩合がゼロ金利だからといって預金金利もゼロにすることを許すからおかしくなっただけのことです。

(2006.05.23追記)
勘違いしている方に思い出して欲しいのですが,銀行預金というのは,銀行が預金者から金を借りているという事実です。

あなたも私も銀行にカネを貸しているのです。お人好しにも,実質ゼロ[%/年]で~♪

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