分かち書きへの道
ある韓国人が私に言いました。
ニホンゴは、ホワイトスペースがあればもっと読みやすいですね、きっと。
なるほど、若者の漢字離れが日本よりもずっと早く深く進んでいる韓国では、ひらがなに相当するハングルだけで充分用を為しているという。
表音文字であるハングル文字だけだと、意味の切れ目があいまいになりそうですが、それは分かち書きで克服されているようです。ホントか?
なるほど、漢字がなくて、分かち書きになってますな。
そういえば、小学校1年生の国語の教科書は分かち書きになってませんか?
さいた さいた さくらが さいた
(改行でごまかしていた気もする)
日本語もかな+分かち書きの運動とかあるんですよね。ていうか、もう若者達は漢字をシンボルとしてしか使わなくなりつつあるでしょう。
そうなったら分かち書き文化をさらっと流し込んでやれば脱漢字パラダイムの完成ですね。kakasiあたりを使えば分かち書き変換は可能ですから、旧来仕様でしか日本語を記述できないヒトは、
旧来日本語記述→仮名変換+分かち書き
を活用すればよいでしょう。
あとは絵文字の取り込みで、劣化した象形文字時代へ逆戻りと。小さな狭いコミュニティでしか通じにくいコミュニケーションの異常な発達を遠因とする地域間紛争の勃発で・・・豪族が生まれ・・・
とまぁ広がる妄想を抑えきれない、ごみためまんでした。
あ、もひとつ忘れてた。
長音記号については以前調べましたが、これも日本語学習の壁のようです。
そもそも長音記号は、仮名ではなく、記号なので会得するのは困難なのでしょう。
例:
server
→感覚的にはサバ、理系はサーバ、新聞はサーバー
(2010.09.27追記 あとからこんな本が出てました。)
あ
(2011.10.02追記)
どえりゃぁ不便だと思う。
朴大統領の時代から本格的な漢字離れが韓国ではなされた。そのことが、韓国人の知的レベルを著しく落としたということを韓国の学者で唱える人も結構いる。
私はそれは事実だと思う。
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コメント
句読点を使えばいいだけなような
投稿: bon | 2007.01.02 16:58
bonさんコメントありがとうございます。興味深い御指摘ありがとうございます。
ここで想定している分かち書きの区切りは
・単語
・文節
となっております。
これは最初の韓国人の指摘に基づきます。単語や文節の切れ目がわからないので、辞書を引くのも大変だという指摘なのです。
句読点を単語や文節の区切りで付けると、「つけすぎ」になろうかとおもいます。
ただ、句読点の付け方の決まりは至極あいまいなので、おっしゃられるように句読点を付けまくるというのも悪くない方法のような気もします。
一度検討してみます。
投稿: ごみためまん | 2007.01.02 17:27