「ファイル名」と聞いて
test.txt
を思い浮かべる人も多かろうと思います。しかしながら多くの人にとってはそうではなくて,ファイルの名前
test
しか見えない状態が普通です。そしてファイルの種類はアイコンの絵で区別するのが一般的なのです。つまりこんな感じ。

もちろんこれは秀丸エディタをインストールしてあって,テキストファイルに関連付けられている前提です。メモ帳のままだったら絵が異なります。
アイテー系のシトたちは,こういう設定で使うのがジョーシキだとおっしゃります。

エクスプローラのフォルダオプションにおいて,「表示」タブにある,赤い丸の部分にチェックを外しておくのです。
しかしながら,拡張子を表示する設定にしていると,ファイル名を変更するときに意図せず誤って拡張子を変更してしまう危険性が200倍に増大されます。
拡張子の変更をイリーガルな操作だと考えて,フォルダオプションを一時的に変更し,拡張子の操作をおこなってから,元に戻せすのがよいのではないでしょうか。
拡張子を変更する別の方法があります。おそらく本来はこちらがデフォルトの使い方と思われます。
まず,拡張子を変更したいファイルをアプリケーションから開きます。ダブルクリックするだけですね。関連付けられていないファイルの種類の場合は,適当なアプリケーションを選択します。
拡張子を表示しない設定では,「名前をつけて保存」ダイアログにおいて拡張子が表示されません。
↓↓↓
しかし””で囲めば拡張子を指定できます。「ファイルの種類」に何を書いたってだめです。
けれど,この方法でも2重引用符の入力時にIMEで日本語入力がオンになっていたりすると酷いことになります。元のファイルが関連付けられていないファイルだといろいろ面倒です。
しかしながら,アプリケーションに関連付けられていないようなファイルの操作をユーザに任せること自体がマチガイでしょうからあまり気にしないで良いでしょう。
いずれにしても,拡張子の操作はイリーガルなものとしてこれを取り扱わなければなりません。さらに言えば,特定のファイルの「拡張子を確認させる」というのも問題アリです。
アイテー系ぶるならそんな些細な問題は手前で解決して欲しいものです。
(追記:2005/07/03)
うっかりしていました。関連付けられていない拡張子を持つファイルは
このように拡張子が表示されます。
つまりこのようにマイコンピュータやエクスプローラ上でファイル名を変更することができます。わざわざアプリケーションから開く必要はありませんです。ハイ。
他のバージョンのWindowsではまたいろいろと挙動が違うかもしれません。各自ご確認の上,ご対処お願い致します。