産業を底辺から支える技能系の資格は完全に腐敗しています。
自動車整備:
某大手自動車メーカは組織ぐるみで問題と回答をFAXで事前配布。
建機運転:
某大手メーカ直系の教習所では,教官が無資格だったり,法定時間数が足り無かったり。
他にも,生コンクリ,警備員(ガードマン),危険物取扱(ガソリンスタンド)・・・数え上げればキリがありません。
最近聞いたヒドイのは,消防隊への入隊試験が9割方縁故,口利きでスルーだったりした話です。
結局,ある作業をおこなうのに必要な技能が,本来のウデや知識ではなく,
ある程度の時間とカネをかければ取れる証書
にすりかわってしまっています。みんなそれを知っているので,お互いの持っている技能についての敬意も無ければ,信用もありません。
何か事故が起こっても責任追及の多くは事業所へ向かいます。個人にはなかなか向かいません。
そしてますます技能の持つステータスが低下していきます。そして字面では,ウデと知識があるはずの熟練職人たちが,とんでもない事故を頻発させていくのです。
労災で年に1万人死ぬ時代がすぐそこです。しかしそのほとんどは労災としてカウントされることはないでしょうが。
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