東京モーターショーに関連する報道で
環境やエコに力を入れた・・・
だそうです。
よくわからないのですが,揮発性だけでなく,強い引火性まで備え,かつ吸引による呼吸器障害まで引き起こすキケンな液体を,わざわざ何十リットルも時には100リットル以上も積んで走り回る鉄の棺おけ製造業者が
環境を考えた
などと言うのはちゃんちゃらおかしいと思うわけですよ。するとちょっとしたジジィならこんなたわごとを言います。
ガソリンっていうのはねぇ,原油の残りカスだからねぇ,自動車で使うくらいしか用途が無いんだよ。自動車がなければ余っちゃうんだな。使わないともったいないわけよ。
だったらどうだというんでしょうか?
工場や家庭からでるあまりモノ=ゴミを燃やしたらイカンと言い,原油の残りカスは燃やせと言う。子供の素朴な疑問に誰も答えてくれません。
いやいや燃料電池車なら,水しか吐き出さないから環境にやさしいだろうって?
まったく結構なことですな。本気で燃料電池で自動車が走るようになるとお考えなら,ガソリンスタンドの改造需要を見込んだ長期投資を始めてみたらどうです?ものすごいインパクトが長期間に渡ってあるはずですよね?
一見するとばかばかしいけど,JR北海道のDMVや,トヨタが名古屋市に道路を寄付して作ったと噂されたガイドウェイバスの方が,まだマシな道を進んでいると思いますけどね。
スネークハンド:
電気自動車にしろ,燃料電池車にしろ,ハイブリッドにしろ,致命的な問題が目の前にあります。それは整備士です。従来の整備士は,電気系統についてトコトン手抜きで育成されています。だからカーナビ黎明期には車速計を壊しまくったりして無茶苦茶です。せいぜい頭の悪そうな大きさのオーディオアンプとスピーカを積むことくらいが関の山なのです。
今後この自動車整備士の電気オンチ問題が大きな足かせになることはマチガイナイのです。インフラの転換とはそういうものなのでしょうが。