キー配置を考慮した自動校正

誤字脱字くらい自動で直してほしいものです。

クロックもメモリもギガの時代に、ちまちま誤字脱字を直して回るのはアホくさいです。

さて、キーボード入力による文書や文章の誤字脱字を訂正するのに、高度な日本語処理など不要です。

キー配置による確率マップだけで十分です。

要するに、TUと打鍵されたとき、これをYU、GU、RU、などの誤入力である可能性を加味するだけです。従来の、あるいはすでにある日本語変換結果に失敗したときなどにこの確率情報を利用するだけで、たいていの誤字は自動的に校正できてしまいます。

というわけで、いまどきのIMEにはアタリマエのこの機能、もっと活用してほしいものです。

え!?搭載されていないIMEがまだあるって?

(2011.06.30追記)

たとえばWP7のソフトキーボードはそんな当たり前のことを実装しただけなのにえらそうに解説されています。

WP7 のキーボードは次に押されそうなキーの当たり判定を拡大している

Windows Phone 7: A Better Keyboard