SDといえばガチャポン その1

以前、iThinkを用いてごみためシステムについて考察しました。

いつまでも体験版ではつまらないので、手元で自由にモデリング可能な環境を整えることにしました。

(つづき:畳のスキマからごみが湧いてくる)

フォレスタさんが編み出したシステムダイナミクスというものの中身は、ただの微分方程式です。

もっとも単純なモデルを除いて、一般的には、連立方程式です。もう少し突っ込んでいえば、常微分方程式です。偏微分ではありません。

理系の人なら知ってるはずですが、簡単な連立常微分方程式を解くのは簡単です。eとかsin/cosとかの微分公式を頭に叩き込んで解きます。式変形の嵐です。

ごみためまんは電気系ですが、微分方程式は大学では未履修です。代わりにパンキョーで法学を履修したため、こんど税理士の資格でも取ってみようかと思っているくらいですので。

さらに言えば、連立常微分方程式なら数値的に解くことも容易です。もちろん解の安定性とかいろいろ考えなきゃいけないことはありますが。

常微分方程式で扱える問題はいろいろあります。物理ならマスバネダンパー系、電気ならLCR回路。

つまりですね、システムダイナミクスツールを作るということはですね、簡単な物理シミュか電気回路シミュを作るのと同じだっちゅうことです。

先日のモデルに近いものを手元のルンゲクッタソルバに放り込んだ結果をエクセルに食わせて出てきたグラフはこんな感じです。

20061231151558拮抗してますな。