現場の成熟度

「安全のためにシッカリ気をつける」

「バグを決して見逃さない」

「請求書の金額はゼッタイに間違えてはイカ~(ココにノドチンコの絵)~ン」

ごみためまん的にはですネ、なんでもかんでもダブルチェックでやれば、売上2倍でウハウハじゃないか、とそう思いますです。

さすがにブルーカラーでは無理ちゃう?とおっしゃるそこのあなた。

スキューバダイビングのBuddy制度はあっさり受け入れるんでしょ?

結局世界はマダラ模様。常識とか、アタリマエとかどうでもいいです。前任者が根拠もなく決めたことを、どうして命がけで継承しなければならないんでしょうか。

「けがをするのは本人の不注意」←こんな前々時代的なスローガンには反論するのにもかかわらず。

「客先に出す書類に誤字脱字があるようなヤツは早く辞めてほしい」は率先して旗振るそこのあなた。

いいですか、まともな現場ではこうだ、というのを以下に並べて置きますので、今日、家に帰ってからじっくり考えてください。自分がどれほど現場の成熟度を引き下げているかを。

ケース1
・床の段差につまづいて、大事なスポンジケーキの入ったコンテナをぶちまけてしまった。
×「今朝のミーティングで注意するように言ったじゃないか」と叱る
△こっそり埃を払ってそのまま納品する
○床の段差を放置した設備担当を責める

ケース2
・これ間違えたら失注する、という大事な書類で、合計金額を間違えた。
×以後、全書類の提出前チェックを上司が行うことになった
〇ダブルチェック制度を導入した