シンプルと複雑の境目

複雑だと弊害が多いのでシンプルにする。ごもっともです。

しかしながら,何が複雑で何がシンプルなのでしょうか。

以前,複雑系というのがいっとき流行りましたが,素人にはチンプンカンプンです。これと,私が知っているフクザツとの間に何か関係があるのかすら分かりません。

身の回りに目をやるとといろいろフクザツなものがあります。
・職場のフクザツな人間関係
・フクザツな首都高のIC/JCT
・フクザツな税制

どれも一筋縄では手をつけられないものばかりです。

手をつけやすそうなところで,「ものつくり」で考えてみます。
・機能をシンプルにする
・設計をシンプルにする
・組み立てをシンプルにする
・品質検査手順をシンプルにする

シンプルにすることで,いろんな厄介ごとを追っ払うことができるような気がしてきます。
機能がシンプルなら,設計をシンプルにできる。ならば組み立てもシンプルに,さらに検査もシンプルになると。