フライホイールといえば、チョロ松です。
いえ、チョロQですネ。
大規模な超伝導フライホイールはいつになったら完成するのでしょうか。
あれができれば、地軸の操作とその副作用で月の軌道、さらに潮汐くらいはちょろちょろっと制御できるようになりそうなものなのに。そんな安っぽい妄想は横へ置いておきましょう。
情報フライホイールというのは、次々世代のThe Storageです。
The Internetの裏側にストレージを持つ、という60年代のかび臭い亡霊に縛られていてはだめです。
通信工学と情報工学は本来切り離せません。通信と情報処理は表裏一体なのです。ご存知のように。通信のないところに情報は存在せず。情報を運ばない通信もありえない。
なので、情報というのは、水のように流れ続けるものなのです。どっかに蓄えちゃったものはそれは最早情報ではないのです。
常にカタチを変えながら流れていく情報を保持し続ける巨大な装置としての情報フライホイールにみなさん投資されておられるわけです。
これまでも、ローカルコピーの価値は下がり続けています。今後はもっと加速していきます。
だれもローカルコピーを持たなくなったとき、情報フライホイールが完成するのです。生きているうちに拝めますかね。