ようこそ狂気の世界へ、とかなんとか。
妄想に精神を支配されてしまうと、あちら側へ行ってしまうと、もうその言動は滅茶苦茶になります。しかしとうの本人にとって見れば、滅茶苦茶であるという認識は、もう無いわけです。
現代のフクザツな社会にて生活していると、これはもうゲンジツではないよな、いや、ゲンジツであってはイケナイと思いたい状況にぶちあたることがあります。
これはきっと俺の妄想の中の世界なんだと。つぶやきます。
もし俺が見てるのが妄想の世界だとしたら、俺はゲンジツ世界で、滅茶苦茶な言動をしているに違いない。いや、もしかしたら家族にすっげ~迷惑かけてるかもしれない。いやいや、もう病院のベッドに縛り付けられているのかもしれない。その傍ですすりなくアノ人の背中が・・・
それはイケナイ。これはゲンジツなんだと思い直します。そうして救われるココロと容赦無いゲンジツとが日々闘い続けるのでしょう。
もし今見ているのが自分か誰かの妄想の中の世界なのだとしたら、好きに自由に生きればよいのに、と思います。
そうでなくて、これがゲンジツなのだと信じるのなら、それこそ好きに自由に生きるべきでしょう。