ラットイヤーな世界ですから、1周回るのも早いですね。
ここ数年、しばしば気になるものに、パソコンのHDDのことをメモリと呼ぶことがあります。
じゃぁメインメモリは何と呼ぶのかと思ったら、ラムとか、DDRメモリとか呼ぶのがデフォだったりする界隈もあるようです。
思い返してみると、私の8ビットPC青春時代には2次記憶はフロッピーディスクか、あるいはバックアップSRAMボードのRAMディスクでした。
#メモリですな。
あるいは16ビットNEC製日本語MS-DOS時代には、フロッピーを読み込んでRAMディスクで作業するのも割りとフツウでした。
#メモリですな。
最近は、シリコンディスクやSSDなどと呼ばれるフラッシュメモリベースのディスクをHDDの代わりに搭載することも流行っているようです。
そういえば以前、PCベースのシステムを開発するにあたって、2Gバイトのシリコンディスクの見積もりが20万円を越えていて、購買さんに文句を言われたことがあります。
おっとジジィは昔話が多くてホントいやになりますよね!
さて、フラッシュメモリなら、それをメモリと呼んでも一向に構わないわけです。そもそも2次記憶なので、2ndなメモリーですもんね。
まぁいろいろ1周回ったってことです。メクジラを立てて、
そりゃハードディスクのことだろ!
とキレてみても、けむたがられるだけのことですよ、と。