新しい単位について検討する委員会に提案がありました。
めんどくささの尺度、ドクサイです。
めんどくささは個人差がありますが、同じめんどくささの作業について大人数で調査した結果、正規分布することが分かってきました。
このため、世の中のめんどくさい作業のめんどくささを統計学的に表現することが可能となりました。
詳細は、新単位検討委員会の議事録を参照していただくとして、ここでは標準単位ドクサイについて説明します。
めんどくささの標準として、平均的な主婦が、掃除したばかりの部屋に、大福の粉を落としてしまい、再び掃除しなければならないときに感じるめんどくささが採用されることになりました。掃除する面積は1畳、およそ3.3平米です。大福の粉は小さじ1杯程度で乾燥したものと決められています。
このときに感じるめんどくささが1ドクサイとなります。
別のめんどくさい作業、例えば、レポート用紙に手書きで書き連ねられた、2次元の表(10列×10行)をEXCELのシートに手打ちする作業は、およそ0.3ドクサイとなります。
職業別、世代別、性別別にドクサイの差がありますが、そのための補正表は統計局ホームページを参照してください。
このようにドクサイが定められた背景には、繁華街における野グソ問題のように、何でもかんでもめんどくさがる現代の社会病理があります。
ごみため(ー日ー膳!): 数年後,街では野グソが大問題になる
ドクサイの制定により、めんどくさがらない社会、めんどくさくない労働の普及を目指してまいります。