またテキトゥーなことを。
日本は少子高齢化でお先真っ暗です。
で、インテリ層のかたがたはアジアから若い労働力を移民で導入したらどうか、などと間抜けなことをおっしゃいます。
ですが、アジアはすでに高齢化の地獄の一丁目を過ぎてしまっています。
ASEAN4と中国の少子高齢化とマクロ経済に及ぼす影響：RIM｜日本総研：シンクタンク
・・・３．国連の人口推計（中位推計）は、合計特殊出生率が1.85人で収束することを前提としているが、ASEAN4と中国の合計特殊出生率はこれよりも低くなると見込まれ、これに伴い高齢化のスピードは日本と同様もしくはそれよりも速くなる可能性がある。 ・・・
しかも日本のように、地震や台風、津波・高潮などの天災リスクが、闇ブックメーカーの賭けの対象にすらない土地に膨大な資本を投入することで成し遂げた上げ底資産の積み立てがない諸国では、崩壊のシナリオは想像するだに恐ろしい。
もちろん、ASEAN4以外のアジア諸国は高齢化はそれほど進んでいないかもしれませんが、先細りニッポンに労働力を提供できるほど余裕があるとも思えませんな。
先日もテレビで中国の少子高齢化について池上大先生が語っておられました。一人っ子政策を何十年も続けたら人口ピラミッドに深刻な影響を与えるのは当然のことです。
アメリカではマイノリティが多数派になりましたが、中国でも同様のシナリオが発火するのは時間の問題かもしれません。ゆるいアジア連邦制になってもらえれば、諸国も参加しやすく無駄な血も流さずにすむと思います。
