1000人に豊富な帯域を与えるには

1人あたり、いくらくらい必要ですか?

 

10Mbpsで1000人なら、10Gbps必要ですね。

 

常時10Mbps必要なわけではない?

 

じゃぁ平均いくら必要なんです?

 

100Mbpsのインターネット回線が1本で、1000人が使うなら、1人当たり100kbpsしかありません。ISDN並ですな。

 

   

1000人が同時に使うことは無い?

 

まぁそれは分かりますが、100Mbpsしかない場合、10Mbps占有する人が10人居たら、他の990人は、33.6Kbpsを体験することになるでしょうね。

 

これでどうです。1Mbps×1000人で1Gbpsでどうですか。で、1人当たりのインターネット接続に1Mbpsのクォータを設定する。え?そんなことできない?

 

できなければ、100Mbpsを10人が占有してしまうことになり、同じことです。

 

クォータは、全体の占有帯域で増減させないと、もったいないですね。

 

クライアントが500人しかいないときなら2Mbpsずつ割り振っても良いわけです。

 

インターネット回線の契約が総転送量による従量制でないなら、それが有効活用ということになりませんかね。

 

 

 

インターネットなど「外に出る」通信のクォータの設定は以外に難しそうです。

 

とくにクライアント側で制限するのはウザそうです。集中管理しにくそうですし。

 

 

 

   

WinGateの代表的な構成例

   

http://www.wingate.jp/general/index.html

 

↑↑↑こういう製品を使えばなんでもできそうに見えるのですが、どうなんでしょうかね。

 

 

 

そもそもこの手のゲートウェイの手前のルータやスイッチが、帯域制限に対応していないと、そこがボトルネックになって、クライアントの帯域を適切に制限できない気がします。

 

間抜けなクライアントがどかんどかんとでかいパケットを投げまくるとスイッチのバッファが溢れて、ほかのクライアントのパケットが通らない状態となり、ゲートウェイ製品の帯域制限って意味あるのか?ということです。

 

 

 

この問題は、

 

   

LANはGbE速度

   

WAN(インターネット、拠点間接続、VPN)はクォータ制御

 

というだけのことなんです。ですが、

 

   

ゲートウェイで制限しても、手前のスイッチで混雑したら意味が無い

 

という気がするんですよねぇ。QoSでなんとかなるもんなんでしょうかね。

 

 

   

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