紙がどれだけ危険かお忘れでしょうか?
厚紙は、ズブっと目に刺さると大怪我します。
折り曲げただけのハリセンと呼ばれる武器の一振りは人を気絶させる威力があります。
薄い紙の端は、パスッと皮膚を切り裂きます。その傷はなかなか治りません。
そんな危険なカミを、子供の教育現場で使用することが許されても良いのでしょうか?
いいえ、許されません。
最近の研究では、カラー印刷に用いられる化学物質の一部が、強力な環境ホルモンであることも分かってきています。これは、水槽中のトラフグの稚魚がオス化する実験で確かめられました。
教育現場でのキケンはガラスの使用をやめさせる運動もまだまだ途上ですが。