チェンチェン
半年くらい前の記事を眺めていました。
そう。ごみためまんはこの1年ほどにたまったRSSキューを処理しているモナカなのです。
4Gamer.net ― [CEDEC 2012]ゲームにおける「遅延」とは何か。「太鼓の達人」の事例から考える,初心者にこそ知ってほしい液晶テレビの遅延問題
Wii用ソフト「太鼓の達人」シリーズを専用コントローラで遊んでいるユーザーから寄せられた問い合わせだったと語る森口氏。「専用コントローラの反応が悪いのではないか」というものだったそうだが,開発現場では,当初その原因を,液晶テレビの「表示遅延」だと考えていたそうだ。しかし検証を進めるうちに,ユーザーの訴えるその感覚も,あながち見当違いと言い切れないことが分かってきたという。
わたしは尼損のタタコンのむごいレビューを見ただけで、『そりゃBlueToothの遅延じゃなか?』とニセ九州弁で感想を吐くほどの知ったかぶりですが、さすが中村製作所の技術者は違いますな。
森口氏は,実は2年前のCEDEC 2010でも,液晶テレビの表示遅延に関するポスターセッションを行っている。その内容は,バンダイナムコスタジオが独自開発した測定ツールを用いて,社内にあるさまざまなメーカー/さまざまなサイズの液晶テレビの表示遅延を検証したというもの。
その結果は大型テレビほど遅延が大きい傾向が見られたとのことで,2010年のセッションでは驚きの声が多かったそうだが,これはおそらく,大型で高価なテレビほど,高画質化処理などの(アクションゲームにとって)余計な機能が搭載されていることによると思われる。
2009年の正月にごみためを眺めていた奇特な常連の皆様なら、お気づきのはず。
・"ゲームモード"のないデジタルテレビ
・高画質化や高音質化機能は内部にフィルタ要素がある
当時の記憶はまったくありませんが、ごみためで指摘されるほど、液晶テレビの表示遅延はむごかったということです。
上記でも指摘していますが、デバイス自体の遅延だけ対策しても意味がありません。トータル遅延コーディネートが重要です。
Tortally Latency Coordination(TLC)
たとえば、無機ELディスプレイで表示遅延がマイクロセカンドオーダーになっても、使い道はデジタル一眼レフのブレ測定くらいにしか使えないということです。
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