もぉ~。
幼いころそう言うたびに、
ごみためまん世代は、大人世代(大正~戦前生まれ)から
もぉ~、言うたらアカン(プンスカ)
(もぉ~、って言っちゃぁいけないよ、の意)
と、躾られてきました。
ええ歳こいたオッサンになっても、癖は直らず、やや強い失望や、あきらめを感じたときには、
もぉ~(鼻濁音な感じで)
と声を発してしまいます。
そんなとき、おじいやおとんの声で
もぉ~、言うたらアカンぞ(コラッ)
(もぉ~、って言っちゃぁいけないよ、の意)
というリフレインが脳内に広がるのです。
あるとき、そんな話をしていて、
はてどうして「もぉ~」と言ってはイケナイのか
と思うに至りました。
・昭和初期ごろまで、「もぉ」は女言葉だった
・「もぉ」は大正時代の大悪党の口癖だった
・教育勅語で禁忌とされていた
などなど考えを巡らせておりました。
ごみためでは以下の説を有力視しております。
・「もぉ」は幼児に排便を促す掛け声だから。つまり赤ちゃん言葉である。
いつものようにもちろん根拠はありません。ですが、かすかな説得力を感じております。
説得力の公的基準で表現すれば「トクホ」と同等かと。