旧来ニポーンはどっち?:直接金融 or 間接金融?

どっちなんですかね?

最近、2つの異なる枕詞を見かけました。

 

Aパターン:

日本ではふるくから約束手形が広く使われており、信用に応じて市場を介さずに直接的に資金を得ていた。

 

Bパターン:

投資家が企業に直接資金を提供する他の先進国と異なり、日本では多くの企業が銀行から融資を受けて、間接的に資金を得ていた。

 

 

サンプル数を集めないとアレですが、結局客観的な分析なんてないんですかね?

 

個人的には

約束手形は、

元請が下請けから短期資金を調達する不思議な仕組み

と考えています。あれってどう考えても、支払先から支払元が、代金を借りているんですよね?しかも金利はつかず、支払いサイトが150日とかザラで。

さらに銀行には手数料を取られ。

あんな不平等取引、ほかの国にもある/あったんですかね?

品物の代金や請負費用を請求すると、

俺のこと信用してるよな?

じゃぁ150日くらい

あっという間だよな?

黙って待てるよな?

早めに換金とかしないよな?

と言われ、

次の仕事も回してやるからさ、

150日くらいなんてことないよな?

てな具合で

信用を強制される

わけですよ。ただこの問題は多層構造ですから、

元請は下請けを

下請けは孫請けを・・・

 

約束手形時代に大きくなった企業とか、ドヤ顔で社史の説明しているのを見ると反吐が出そうです。

無理に例えれば、

東インド会社が

植民地で

奴隷をこきつかって

大儲けしたのを

英国社交界で自慢している

くらい下種な話に思えてきました。

 

などと知ったかぶりで書いてみました。