分かった気になっているが、ほんとうのところは分かっていないことを確認

以下の記事のフォローアップです。

 

ネタの宝庫:今も昔も仕事は口伝、前例主義 – ごみため(ー日ー膳!)マイナス

標準原価という概念を知った

四半期の終わりに

実際原価との差異を調整する

・・・

つまり情報システムに

欠陥があるのさ

でも誰もそうは言わなかった

上の引用を見て、

フムフム

なるほど、標準原価を使うのはイマイチなのね

などと鵜呑みにした人はおられないでしょうか?

わたくしは鵜呑みにしました。しかし思いなおして原価計算について少し調べはじめました。

何年も前にも調べた気がしますが、ひつまぶしにはもってこいです。

 

まずは閑古鳥鳴きまくりのブックオフで、古本をゲッツ。景気がよければリサイクル屋は不景気です。

標準原価についてはp13に早速出てきます。

20160913194449

元の持ち主はページ番号にエンピツで丸を付けていました。

つらつらと読み進めて気付きましたが、この著述の時点ですでに「実際原価計算」がアップグレードされたとかなんとか書かれています。掘っていくと年が明けそうです。

いずれにしても帳簿へ記帳するには「リアルタイム原価」的なものだと、都合が悪そうなことだけはわかりました。

どこまでいってもledgerが邪魔をするわけです。

ledgerはジェノーバの商人の偉大な発明ではありますが、帳簿が邪魔をするビジネスプロセスもまた多い気がします。

 

そしていつものアレを思い出して、眠りにつくのです。

新技術の半分は

効率を下げるために存在するのである・・・

 

 

バージョンメモ:

20160913194836

1996年の最新版

→ジョブズのインタビューは1995年当時のものとされていますので、この本は絶妙なタイミングかもしれませんな。