アキオ君、霞が関に楯突いたら

しらんデ~?

EVの波がきて、完成車が儲からない仕事になることは10年前から分かっていたことです。

アキオ君も、それを知っていて「クルマメーカーから、モビリティカンパニーへ」と言い出したはず。

なのでこの会見はちょっとシラコイ感じがします。

ちょっと思い出してほしいのですが、以下の妄想年表が10年経ってもはじまらない理由です。

大きなものは、欧州では「クリーンディーゼル」という時間稼ぎがありました。

あれもごみためがまだ新人社会人の頃にライン立ち上げがはじまっていたウェーブなので、20年以上続いたトレンドです。それが例の排ガス偽装で一息で消えてしまいました。

もしそこで、

これまでのディーゼルへの巨額投資、

ディーゼル関連で食べている会社、労働者の皆さん

ディーゼルを急にやめてしまったらその人たちの生活はどうなるんですか!?

とファオヴェー(VW)のシャチョさんが言ったら、どうなりますかね?

どんな産業も市場がなくなったらオワコンなのです。

ほんの少し前まで樹脂のレコードをプレスする工場がたくさんあったのです。CD検査装置を開発する会社があったのです。ガラケーのKDP+やMOAPを寝ないで開発していた人たちがいるのです。

いま、彼らは路頭に迷っていません。次の仕事に移っただけのことです。

一生同じ仕事をして定年退職まで続けられる人は、そもそもごく少数です。

大日本トヨタ教団の関連労働者だけが、保護されるべきだ、というのはとんでもない話です。

もし本当に食い扶持がなくなるというのなら、大日本トヨタ教団が次の飯の種を探して来ればよいだけのことではないですか。

「今やっている仕事をあと30年は続けさせてもらいたいです」というのはいったい誰のための話なんでしょうか。トヨタ車のユーザ個人ユーザ企業に無駄なコストを支払えということなのでしょうか。

霞が関の連中(とくに旧経産省)が制度設計に失敗するのはこの70年、ずっと変わらないのですから、今更騒いだって無駄だということを学習していないのでしょうか。

そんなわけないですよね。

だからこれは小泉ボンとアキオ君のプロレスなんだと、ごみためでは判定しました。