メモを取る勇気

いまどき紙の手帳にメモを取っていると冷たい視線を感じます。
我々外注作業員はBYOD禁止なのにプロパー社員はiPad持ち込んでアップルペンでノートテイキンクですよ。

紙の手帳と言っても20年くらい前に丸善で買ったいわゆるシステム手帳です。
それなりのものです。
ダイソーの300円ではなく本革です。

ですがそれも、皮くさいというデメリットでしかなく。

実はこの手帳は私に取っては精神の宮殿です。つまり覚えたい事の物理インデクスなのです。人間は位置情報に結びつけると無限に記憶できるらしいです。
この位置と言うのは物理的でなくても心の中の架空の宮殿でも良いのですが、それなりの才能と訓練が必要です。
私の場合は手帳のページに区切った日付とキーワード。それに人の名前やBTSのチケット番号が位置情報になるようです。
そのうち日々の業務がすべてエピソード記憶になって生き字引き化していくのですが、大抵はその前に仕事に飽きて別案件に移ることになります。