非特殊詐欺:共同アンテナの使用料を節約できます!?

3年に1回くらいJ○OMの(委託先企業の)営業マンが回ってきます。
私がその営業手法を知ったのは、まんまと引っかった知人のケツを拭くためにJ○OMに電凸したときです。

最近はインタホンが鳴ってから以下の会話がパターン化しています。

J○OM:
共同アンテナの使用料を節約できるご提案があります。

ごみため:
ウチは共同アンテナなんか使っていません。
屋根の上にアンテナを建てています。

J○OM:
そうでしたか〜。(棒読み)
では有料のテレビを無料で見られるようにする提案があります。

ごみため:
ウチは有料のテレビは観てません。

J○OM:
そうでしたか〜。(棒読み)
インターネットTVを無料で。。。

ごみため:
(ブチっ)

知人は私がJ○OMに電話して工事の見積もりに来る前に阻止したことを知っています。
説教もしたので。

しかし、別件でリフォーム業者が来た時に、「外壁に共同アンテナのケーブルがぶら下がっているかもしれない」と注意を促したりしていました。
別の時には今時めずらしい難視聴エリア詐欺の営業マンがインタホンを鳴らした時には「ウチは共同アンテナなので、アンテナ調整は不要です。」とまで言っていました。

詐欺師に騙された人が、被害を認識しつつも、詐欺師に対する信頼感情が残る事例というのは聞いたことがありますが、詐欺のための虚偽情報を事実として記憶してしまう場合もあるようです。

いずれにしてもカモ体質だと思われます。

同じ知人が、大阪府内の昨年の特殊詐欺被害の多さについて、「認知能力が衰えたお年寄りがひっかかるのかなあ?」などと嘯いているのをみて静かに衝撃を受けている今日この頃です。

日記を書いて時折見直す習慣でもない限り、ほとんどの人はカモです。
一カ月前のことでもほとんど覚えていません。
そして人の噂は75日で忘れ去られます。