不定期ウィークリィFYI:内需業界でいくら頑張っても、生活は良くならない

国力ってそういうことですよね。
例えば車を作って外国に売る会社は外貨を稼いでいるので、そこで働く人は間接的であっても日本の国民の生活が良くなるのに貢献していると言える気がします。

一方、石油や衣服を輸入して国内で売り捌くだけの仕事で働いている人は、ほとんど国力に貢献できていません。
もちろん、先ほどの車の会社で働く人を支えるという、かなり、うっすらした感じの間接的な貢献が多少あるかな、という感じです。

国内の配送業者、飲食や小売、広告業もほぼ同じで、そういう人たちがいくら頑張っても、インバウンド向けのごく一部以外は貢献しませんよね。

公務員も同じですね。

生活を楽にする方向には向いていないです。いくら頑張っても。

一方で、GDPという数字には半分だけ貢献できます。
ですが、内需のGDPが大きくなったら生活が楽になるかというと、かなり微妙な感じがします。

あと、ニポーンが頑張って外貨を稼ぐと他の国から富を奪うことになる、というのは非資本主義思想の人たちの戯言なので、スルーした方が良いです。
インゲンのケーザイというのは、そういう仕組みで動いていません。