その後、国民年金金の都道府県ごとの団体が合併して一つになりました。
1 合併の主な目的
① 加入員や受給者の皆様の利便性の向上
現在、都道府県を越えた住所移転や職業変更を行うたびに必要で
あった脱退・加入手続等が住所変更届だけで済むなど、手続きが大
幅に簡素化され、加入員や受給者の皆様の利便性が高まることにな
ります。
つまり以前は、
- 都道府県をまたいで引っ越しをすると
- 何の連絡もなしで、3か月たつと自動的に脱退したことにされる
- 救済は一切なし(入りなおすと、掛け金が高くなる)
というクソ運用だったわけですが、合併により、そんな無駄なことはなくなった、というわけです。
基金情報 | 全国国民年金基金 (zenkoku-kikin.or.jp)
平成31年4月に全国47都道府県の地域型国民年金基金と、22の職能型国民年金基金が合併し、全国国民年金基金となりました。
合併前に勝手に脱退させられたことにされた分の掛け金は別途支給時に加算されるのは間違いないわけですが、期間が短すぎて、ほとんど掛け捨て状態となっているわけです。
年金基金は、予定利率が高すぎるらしいので、今後も赤字気味の運営が続くでしょうし、2%インフレターゲットが達成された世界線ではIDECOに流れると思うので、さていつまでもちますかね?
念のため書いておきますが、「サギ」という表現は、以下の制度があきらかに加入者を守る仕組みなっていなかった点についての抗議の意思を表明するものです。
- 何の連絡もなしで、3か月たつと自動的に脱退したことにされる
引っ越しても掛け金は引き落とせるのに、勝手に脱退はおかしいでしょう。
カバライミバライにつづいて、どこぞの暇な団体が判例を勝ち取ってくれませんかね。