たまにはオカルティ:梅雨時に腰痛が増えるのは防水スプレーのせい!?

防水スプレーで死亡事故が起きることは有名です。

95年ごろ、どえりゃぁ事故がおきて、しばらく件数は減りましたが、最近また増えてきています。

令和2年度第1回東京都商品等安全対策協議会(資料1) (tokyo.lg.jp)

若い人が知らないのは仕方がないですが、ええ歳こいたおっさんおばはんが屋内で防水スプレーを使っているのを見かけたので後ろ指をさしておきます。

防水スプレーには「屋外で使用」と赤い字で警告文が書かれています。

換気をしても屋内使用禁止です。車庫でも駄目です。

駅も駄目です。電車やバスの中での使用はテロ行為です。見かけたらすぐに非常ボタンを押すか、別の車両に避難してください。

コンビニのイートインスペースでもだめです。

トイレの個室などにいたっては殺人行為であることを自覚しましょう。

特に、小さいボトルで防水スプレーを販売している業者についてはいずれ回収騒ぎになるリスクを踏まえた方が良い気がします。

なぜなら子供のいたずらで大量被害者がそろそろ出そうだからです。

心配し過ぎだと思う人は、自分の家のトイレで防水スプレーをひと吹きして、深呼吸してみてください。ただし自己責任です。

ごみためのオカルト話ではもう一歩踏み込んでおきます。

いちおう、エアロゾル状の撥水性分が肺に入り込むことが危険だという話になっていますが、注意書きを読まずに、毎日、ひどい場合は朝夕2回、もっとひどい場合は営業所の出入りのたびに革靴、革鞄、革の手帳、折り畳み傘に防水スプレーをふりかける阿呆がいます。

そういう手合いの持ち物には撥水性分が積層状態となり、これがパラパラと舞い散ることで電車やバス、飛行機の中でいろいろな健康被害を引き起こしている可能性が見落とされている気がします。

もちろん気がするだけですいつものことですが。

エアロゾルだと危険で、いったん布や革に付着した後は無害、そんな便利な物質は存在しません。

スプレー缶1本には、1本分の危険物質が入っているのです。その物質がなにもせずに消えてなくなることはありません。

PFASで騒ぐ前に、呼吸器や腰の悪い家族を持つ人は、靴箱から防水スプレーを取り出して捨ててみることをお勧めします。