useless classの教本:無能の鷹

原作は読んでません。すみません。

テレビドラマの第2話の最後でしびれました。

大江麻理子キャスターのコスプレとしか思えない姿?で菜々緒プロが演じるタカノは、ITコンサル企業の新入社員で営業部員です。

Excelで簡単な集計作業もできない「一見すると無能」扱いです。

話の最後のほうでタカノが集計作業をなんとか完遂すると同時に、開発部が「AIで集計作業を自動化した」と宣言します。

指導役の社員が「タカノの仕事がAIに奪われる・・・」と肩を落とします。

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タカノを小ばかにして観ていた視聴者は、ここで避けられない事実をつきつけられるわけです。

「簡単な集計作業くらいできるからといって、タカノを小ばかにできるのは今だけ。いずれ自分の仕事もAIにとってかわられる。」

これを理解した脚本、演出なのか、よくわかりませんでした。

ボンクラーズ新入社員に後ろ指をさしてアハハと笑える作品ではなさそうです。