以下の記事のフォローアップです。
ネタの宝庫:今も昔も仕事は口伝、前例主義 – ごみため(ー日ー膳!)マイナス
標準原価という概念を知った
四半期の終わりに
実際原価との差異を調整する
・・・
つまり情報システムに
欠陥があるのさ
でも誰もそうは言わなかった
上の引用を見て、
フムフム
なるほど、標準原価を使うのはイマイチなのね
などと鵜呑みにした人はおられないでしょうか?
わたくしは鵜呑みにしました。しかし思いなおして原価計算について少し調べはじめました。
何年も前にも調べた気がしますが、ひつまぶしにはもってこいです。
まずは閑古鳥鳴きまくりのブックオフで、古本をゲッツ。景気がよければリサイクル屋は不景気です。
標準原価についてはp13に早速出てきます。
元の持ち主はページ番号にエンピツで丸を付けていました。
つらつらと読み進めて気付きましたが、この著述の時点ですでに「実際原価計算」がアップグレードされたとかなんとか書かれています。掘っていくと年が明けそうです。
いずれにしても帳簿へ記帳するには「リアルタイム原価」的なものだと、都合が悪そうなことだけはわかりました。
どこまでいってもledgerが邪魔をするわけです。
ledgerはジェノーバの商人の偉大な発明ではありますが、帳簿が邪魔をするビジネスプロセスもまた多い気がします。
そしていつものアレを思い出して、眠りにつくのです。
新技術の半分は
効率を下げるために存在するのである・・・
バージョンメモ:
1996年の最新版
→ジョブズのインタビューは1995年当時のものとされていますので、この本は絶妙なタイミングかもしれませんな。