やっぱりメンディ派に戻ります・・・
開発作業に限らず、デスクワークでは「字が書けるテープ」が活躍します。
例えばこんな風に。
This battery is NG!
で、はがしやすさと、文字のみえやすさから、透明なセロテープ™はイマイチなのです。
#例えば黒い対象物に透明のセロテープを貼って黒いマジックで文字を書くのはイケてませんよね?
上の写真を見ても分かるように、ここ数年は現場の空気を読んでマスキングテープを使っております。
しかし実は私は学生時代の指導係のマスターから、実験用の石英管(試験管)などにはメンディングテープを使ってシルシを付けるように教わりましたのでマスキングテープにはイマイチ感を感じています。
東証一部上場、日本有数の
国策企業のプロパーの言うことだから
とマスキングテープに鞍替えして数年ですが、やはりノーベル賞受賞者を現役社員から輩出した民間企業へ就職を果たしたマスターの教えのほうがより優れているような気がしてきました。
いろいろ試した結果
このやり方に落ち着いた
これはマスターの口癖です。ごみためまんのように、
いわれたことをただ単に言われたとおりにやらず
いちいち「どうしてこうやるのですか?」
「XXの方がよくないですか?」
という典型的なウザイ腰掛学生に真摯に理由を説いたマスター。
ごみためまんはいまでも仕事の基本を見つめなおすとき、マスターの取り組み方、姿勢を思い出します。
ごみためさん、
そりゃ細かすぎるよ
いやいや、私の作業メモや手順書は、マスターに比べれば落書き以下なのです。
世間の自称技術者や事務屋の基準が低すぎるのです。それがまさにニポーンの生産性の低さの原因でしょう。
プロがプロの仕事をしていないのです。もらった給料分以上の仕事をしないとヨソの国に負ける、ただそれだけのことです。
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聡明な常連の皆さまなら、このようにおっしゃるかもしれません。
そんなに立派なマスターの教えがあるのに
どうしてマスキングテープを使ったのか?
ごみためまんとしては、マスターの教えは、
教えを鵜呑みにして従え
ではないと承知しております。
万年「糸の切れた凧」であるごみためまんはマスターを持たないわけですから、
自分で試して納得して選択する
そのプロセスを繰り返すしかありません。もちろんマスター級の人間に
マスカーよりもメンディにきまってるじゃん
と言われればその時点でメンディに戻ったことでしょう。
試してみるのにも時間やコストがかかるのですから多少の投機的実行は許容されるのです。