百貨店が廃れたたぶんほんとうの理由

子供でも分かります。大店法の廃止が理由です。

 

商店街の近くには大型店舗は建てられなかったのです。

 

かつては合法的に、中小商店主の団体は反対することができました。

 

いまは「協力させられる」のです。

 

大型店舗にとっては、大店法の廃止は福音のように見えるかもしれませんが、大きな店を出せるのは自分だけではありません。競争相手も出店できるようになったのです。

 

理由はただそれだけです。

 

需要を越える供給で売り上げ・利益は下がってジリ貧になったというだけのことです。

 

なぜかマスコミでは、

 

   

旧態依然の品揃えの百貨店は、若者からの支持だけでなく得意客も失って・・・

 

という、意味不明なコメントばかりを並べていました。間抜けなことです。

 

大店法は2000年ごろに廃止されました。まもなく10年です。慣性によって数年はがんばったというだけのことです。大型店舗の建設には1年以上かかることも慣性に寄与しました。ただそれだけのことです。