深夜にある風景:僕ってネットで有名人ですか?

JRカンジョーセン内で、オサーンが1人で、ドアの横で座席の柱に持たれてスマホを眺めています。

数駅前に乗り込んできた20代と思しき男性が、オサーンがいるドアの方を向いて立っていました。

男性:「あのぉ。急に変なこと聞いてホントもうしわけないんですケド。」

オサーン:『?なんですか!?』

男性:「ボクってネットで有名人ですか?」

オサーン:『いや、ちょっと、そういうのは・・・』

字面だけですと、イキった無名なアーチストがリアルエゴサーチをしているように見えますが、その聞き方は何かを確認するようなものでした。

その場合、常識的に考えると、アタマがおかしい人です。

酔っぱらったノリでふざけている可能性もありましたが、男性は1人だったのでそうではないので。

ただまぁ、

  • 極度のナルシストで
  • 自己顕示欲が強く
  • 俺は簡単には捕まらないゾ、と言いたいだけの
  • 逃亡犯

そんな印象はありました。

JR西の顔認識は、列車遅延や駅員に対するクレーマーだけを検出して、指名手配犯はDBに入れない謎ルールなのか、ザルなので逃亡犯には都合がいいのかもしれませんね。