車輪の上下

ヘルマンヘッセ。

私はかなり若いころに車輪の下を読んでしまいました。

たぶん高校のころです。たぶん読むべきじゃなかった。

 


少し前、どう生きるべきか本、が話題になっていましたが、これも根っこは同じではないでしょうか。

北極星の向きを知ってしまうと、日々のランダムウォークに耐えられなくなるインゲンもいるのです。


若いころから、ごみためが嫌いなのが、

若いうちにXXXしておかないと・・・

という自分たちの後悔を若い世代に押し付けるものの言い方です。

インゲンは死ぬまで探索し続けても何も悪いことはないと思います。

一例をあげると、

若いうちに資金を蓄えて、老後に使う

というプランは、ひざやこしを痛めたとたんに無駄になります。

そもそもその資金が(膨大すぎて)死蔵されることでケーザイが回らず、若い世代が苦労するのです。

歳とってから金がないとみじめだよ

と言っている人はほんとうにお金持ちでしょうか?

若いうちに蓄えて、悠々自適に暮らしているひとでしょうか?

先代からの資産を食いつぶしているだけの放蕩ものか、運が良い成金ではないですか?

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さて、本題はこの本です。「車輪の下」をもじっていると直感したのですが、ちがうのですかね?

物語の結末が破滅でないことを祈っております。