富の源泉2020SPウィンターゲート:サイクルタイム、サイクルタイム、大事なことなので2回(略

エローン君は巨象遣いをわかってきたようです。(サニサマー)

長期目標が$0.55/kWhということは、テスラのモデルツー85 kWhは、$50ほどの原価で電池が製造できるということですね。(笑)

電池パックや、「半値八掛け五割引」を考慮して5倍しても$250です。(笑笑)

そのためにニッケル鉱山まで押さえるんですよね?(笑笑)

さて本題です。

曰く

… the cycle time through the factories is very low

so you have fast cycle time with big factory is what yields a high output

大工場でサイクルタイムが短いと大きな儲けを産み出す、というわけです。

ダンゴーバカが必ず言うことですが、

・パイが決まっているのに値下げ合戦したら市場が縮んでしまう

・体力のない会社が苦しくなる

という意味不明なロンリがあります。

おっと、今回はオワコン業界の話ではありませんでした。

サイクルタイムを半分にすれば倍儲かるのではありません。指数関数的にもうかります。

その証拠に、自動車生産のサイクルタイムは40万台/年程度の車種なら2,3分です。

数分ごとに、完成車がラインからロールアウトし続ける状態ということです。

逆に言えば、数分に1台完成車がポコポコ出る状態にまでもっていかないと、たいして儲からないどころか、損が出ます。

テスラは10万台規模を超えてきたので、あとは儲かるばかりです。

保守サービスが悪いと指摘されていますが、1分1台生産するほどの規模の会社がディーラーや整備工場ネットワーク、販売会社とグルになってリコールを隠しまくっていたのがほんの20年前までの”自動車業界の常識”です。

比較的健全化したようにみせかけている業界で顧客満足度を比較してもバイアスどころか、統計操作もあやしいものです。(個人には意見差があります。笑)