ほんとうのスパム対策

POPFileを長いこと使っています。新しいPCを立ち上げる時の、データ移行対象リストにもPOPFileのデータを含めているくらいです。(なんだか偉そうな感じ)

2つのメールアカウントに、毎日合計1,000通近いスパムが届きます。多くは海外からです。昨年後半から、日本語のスパムが増えたような気がします。

実はPOPFileを導入したのは、韓国語のスパムに辟易したからなのでした。MUAとしては、鶴亀メールを使用しています。ハングルメールもハングルで表示されます。つまり、スパム≒ハングルメールという感じだったのです。

最近は、英語のスパムがほんとうに増えました。情けなくなるくらいです。まめにPOPFileを鍛えたおかげで、スパム誤検出はほとんどありません。98%以上正解です。

スパムスパム専用フォルダに振り分けるようにしてあり、一日に数度、件名をたよりに手作業で削除します。たとえ数%であっても、スパムでないメールがまぎれるからです。この作業は、スパム≒ハングルメールの頃が一番楽でした。パっと見ただけですぐに脳内振り分けできるからです。

ところが、英語、日本語のスパムが増えてきたのでこの作業が厄介で苦痛になってきました。件名だけでは脳内判定しずらいからです。

さらに、英語でDMのやりとりしたり、HPへの質問が英語や中国語(文面は英語だが、エンコードが中国語だったりします:他山の石とすべし)のメールが届くときに困ります。
#スパムと判定されやすい;;

DMでやりとりしているのに、スパムと思って削除してしまったら、これはただのシカトです。とは言うものの、私の場合そんなやりとりはせいぜい2ヶ月に1回なのですが。

もっとたくさんやり取りしている人は、やっぱりスパムが届かないアカウントじゃないと大変でしょうね。

ほうぼうで、条件付きメールアドレス提供サービス
みたいな、使い捨てメールアドレスのサービスが始まってきているみたいですが、そういう対策で充分なんでしょうかねぇ。

リンク:
POPFile ドキュメンテーション
http://popfile.sourceforge.net/manual/jp/manual.html

POPFile
http://popfile.sourceforge.net/
本家

POPFile nihongoを安定して使うコツ
・同時受信は「いいえ」にする
・タスクトレイアイコンを表示しないようにする
・メール受信動作中は「POPFile User Interface」を開かないようにする
・数千通の履歴がたまらないように注意する

POPFile nihongoを安定して使うコツ:鶴亀メール特有
・「並行して受信する最大数」を「1」にしておく

同時受信かつ、鶴亀メールで並行受信はとても不安定です。popfileb.exeをタスクマネージャから強制終了する羽目に合います。その場合でも、メールの履歴などが一切失われない素朴な頑丈さがPOPFileの気に入ったところでもあるのですが。